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中国の欠陥嬰児 毎年約90万人

2012年09月15日
【新唐人2012年9月16日】中国衛生部によると、中国は“出生欠陥高発生国家”であり、毎年新たに生まれる欠陥嬰児は約90万人。その発生率は約5.6%で、嬰児の死亡原因の第2位になっています。主な原因として、環境汚染の深刻化や食品安全問題が指摘されています。
 
9月12日は“中国出生欠陥予防日”。中国衛生部が発表した『中国出生欠陥防治報告(2012)』には、中国は出生欠陥の高発生国であり、毎年新たに増える出生欠陥数は約90万例と明示されています。
 
WHO世界保健機構の推定によると、中国の出生欠陥発生率と世界の中所得国家の平均水準に接近した約5.6%が。全世界で毎年生まれる奇形児のおよそ2割が中国にいると考えられています。
 
また、出生欠陥は中国の嬰児の主な死因の一つで、2000年の第4位から2011年には第2位に上昇し、19.1%に達しました。
 
では、一体何が中国の新生児の出生欠陥発生率を高くしているのでしょうか。中国の医師、譚娓さんは、環境汚染の深刻化や有毒食品問題の頻発を指摘します。
 
中国医師 譚娓さん
「たとえば水質汚染、過度の工業運用、鉄鉱、炭鉱の採掘。それから遺伝子組み換え食品、遺伝子組み換え食品の運用について政府は厳格な管理を行っていない。もうひとつは、室内の内装です。内装の材質が不合格の場合、たとえばホルムアルデヒドやフェノールなどが基準値を超えると、新生児の奇形を引き起こします」
 
少し前、中国メディアは南京市で毎年現れる奇形児は1000人をこえ、精神的プレッシャーと内装による汚染が主な原因であると報じました。
 
データによると、中国では30秒ごとに新たな欠陥嬰児が増えています。特に山西省ではここ数年、過度の炭鉱採掘により環境汚染が進み、多数の奇形児の出現を引き起こしています。
 
中国の環境保護活動家・秦強さんは、水質汚染が嬰児の健康に与える影響も軽視できないと示し、これらの汚染はすべて人為的なものだと指摘します。
 
中国環境保護活動家 秦強さん
「大都市では、一部製紙工場や化学工場の排出する物質は全く処理されていません。もう一点は水中に含まれる基準値を超える鉛やアルミニウム、さらに水中の消毒剤で、塩化物と呼ばれますが、みな発がん性があります」
 
近年、中国では食品安全問題が後を絶ちませんが、民間の早口言葉が有毒食品の氾濫を如実に反映しています。“米から我々はパラフィンを知り、ハムからは殺虫剤(ジクロルボス)を知った。塩漬け卵からは工業用顔料(スーダンレッド)を知り、火鍋からはホルマリンを知った。白きくらげ、密棗からは硫黄、黒きくらげからは硫酸銅を知り、粉ミルクからはメラミンを知った。”
 
秦さんはまた、ネットには食品安全問題を糾弾する情報が溢れているものの、特権階級は特別供給の自然食品を食べているので、この方面の問題を重視しないと指摘します。
 
中国環境保護活動家 秦強さん
「たとえば野菜、残留農薬は基準値を超え、水は汚染されています。水を飲んだ時、野菜を食べた時はすぐ反応はないかもしれない。すべて後で反応が出ます。だから国も庶民も重視しないので、嬰児の奇形に至るのです」
 
譚さんは、問題の根源は中国共産党の専制体制にあると指摘します。中国共産党政権の下では監督管理システムが麻痺し、官僚は金もうけのためなら人命を顧みません。一方、工場の汚染物排出や後を絶たない有毒食品問題などの人々の命に害を及ぼす社会問題については、見て見ぬふりをしていると指摘しています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/藤坂 映像編集/工)
 

 

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